がん早期発見は現実には難しい!
掘ちえみさんが舌がんであると発表され、治療を開始されました。
私は子供の頃「スチュワーデス物語」をいつも楽しみに見ていたので、今回のこのニュースに驚き、ショックを受けました。
昨日、テレビ番組に出演された掘ちえみさんのお話から、これからがんと向き合って戦っていかれる決意が伝わってきました。
番組の中で『早期発見』はできなかったのか?という問いかけに対して、「これは運命だと」とおっしゃっていました。
でも、もしかしたらもっと早くにがんかもしれないと疑うことで、早期発見につなげることもできたかも知れませんが、今回のお話で、がんの早期発見の難しさを改めて、気づかせていただきました。
早期発見の難しさが明確に
掘ちえみさんは、体の異変をほったらかしにしていたかというと、全くそうではありませんでした。
なのに、がんとわかった時には、転移していたのです。
はじめの異変は口内炎がなかなか治らないということでした。
ですが、もともと持病で内科に通っていらっしゃって、ちゃんと体の異変を主治医に伝えられてもいました。
歯医者にも通われており、口内炎の治療も受けていらっしゃいました。
また、定期的にドックや検査もされていたそうです。
普通に考えれば、病気の専門家に常に診てもらっているし、体の異変に対してもちゃんと向き合ってもいるから、『まさか…がんだ』とは思わないですよね。
テレビ番組の中での医者のコメントとして、「今回のようながんは医療従事者でも診断が難しいので、どんな科の病院でもよいので3つくらい受診してください。」とありました。
3つ以上受診していても、がんだと誰も気づいていない現実
堀ちえみさんは、内科、歯科、検査機関など、3つ以上の医療従事者に常に診てもらっていらっしゃっています。
なのに、早期発見につながらなかったという結果です。
もし、10件の病院に行ったとしても、同じような考え方の診察であれば、がんだとはっきり診断されることは難しいと想像がつきます。
今回のポイントは3つあるように思います。
❶ 通常なら口内炎が治っている期間を過ぎても、全く口内炎が治らなかった。
❷ 歯科医に診てもらった時に、口内炎の根が深いという状況がわかった。
❸ リウマチのお薬を飲んでいるため、口内炎は副作用の可能性であることを疑わなかった。
異変に気づいたら、その原因をとにかく追求する
以前の小林麻央さんの乳がんも検査を受けておられます。
堀ちえみさんもがんの前から、病院に通っておられます。
がんは早期発見すれば…と病院の説明がありますが、現実は、その早期発見自体が病院に行っても、できていません。
もし、あなたが、ちょっとしたいつもと違う体の異変を感じたら、自分自身で徹底的に調べることでしか、現代のがんの早期発見には、つながらないのではないかと思います。
複数の医療機関に受診したとしても、調べ方や向き合い方で大きく変わってくると思いますので、ただ病院に行って異変を話すだけではなく、早期発見につながるような質問の仕方が大切だと思います。
例えば今回のようなケースの場合ですが、
(医者への質問)
「口内炎がなかなか治らない場合に、考えられる病気は可能性として何が考えられますか?」
「リウマチの薬の副作用と言われてますが、なぜそのような副作用が出るのですか?」
「口内炎の根が深いと言われ、とても心配なのですが、何か重い病気の可能性があるかどうか診てもらえますか?」
としっかり質問し、『もう少し様子をみましょう』と言われた場合は『いつまで様子をみるのか?』、期間を設定してもらい、そのままその言葉通りにしておかないで、なにかしらの原因がわかるまで、ちゃんと調べてもらえるまで行動することが早期発見への糸口だと思います。
もし、医者の説明や理屈に自信のなさや誤魔化しなどを感じたら、他の病院で同じことを繰り返し質問したほうがいいかもしれません。
がん早期発見のためには、自分でとことんまで原因を追求することしかないと思います。
●乳がん、卵巣癌などでお悩みの方は、こちらの 「漢方無料相談する」 から送信してください。
●お問い合わせは、こちら から送信してください。