がんという病の特徴
「がん」は、様々な形やできた部位によって治療方法が変わってきます。
「がん」という病気には大きな特徴があります。
それは、風邪のように、ウィルスや菌の侵入が原因でなるような誰もが同じようになる病気ではなく、どのがんも自分の体の中の細胞が作り出すものなのです。
私たち人間の体の細胞は、日々、生まれ変わりを繰り返しています。
その細胞の生まれ変わりのサイクルやスピードはどんな人も全員違うはずです。
人それぞれに個性があるようにです。
ですから、治療も人それぞれの方法を考えなければならないと思うのです。
病院での治療は、すでにできてしまった「がん」を除くために、手術をしたり、抗がん剤や放射線の治療でがんを消滅させる方法です。
東洋医学の漢方薬での治療は、「がん」を自分の中からできたものであることを認識して、なぜそのようなことが起きたのかという原因を追求し、次に同じようにがんの細胞ができないように、体の状況を変えていくことです。
また、がん細胞の増殖のスピードを抑える体をつくることなどを考え、がんを直接消滅させるというスタンスではなく、自分の体の中で、がんがつくりにくく、増殖しにくくするという方針をとります。
このような治療の方法は、西洋医学であれ、東洋医学であれ、人それぞれの個性的な「がん」に合わせていかなればなりません。
病院のがん治療は、「がん」のある部位によって、日々進歩する様々な治療方法を駆使します。
東洋医学の漢方薬での治療は、人それぞれ違う体の弱点を見つけて補い、強くすることで治癒を目指します。
同じ病気でもご相談に来られる方の体質は、すべて違います。
ということは、がんとわかる前の体質だって、みなさん全然違うということになります。
がんという病気は『がん』とひとくくりの病気にしてしまいがちですが、治療方法は、単一的ではなく、人それぞれとても多様的に考えないといけないはずなのです。
それゆえ、とても複雑で、その方により合った治療を提案できるより専門的な知識が必要となると思います。
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