和食は優れた薬膳ともいえます
うちの子供が、昨日ふと言った一言。
「オレは、和食はあんまり好きじゃないけど、味は和食が一番おいしいと思う」
うちの子供の好きな晩御飯メニューは、ハンバーグ、唐揚げ、ステーキ、ハヤシライス、餃子です。
要は、肉ばっかりです。
魚料理や野菜の煮物を出すと、目に見えてテンションが下がります。(わかりやす過ぎる…)
そんな息子の「和食は好きじゃないけど、一番おいしい」という言葉が聞けて、和食ってすごいんだな〜と関心してしまいました。
普段、私がご飯を作っている時に近くに息子がいたら、だいたい味見を頼みます。
小学生の息子の方が舌の感覚がいいのです。
本来、味覚というのは、子供の頃の方が敏感で大人なるにつれて、残念ながら衰えていきます。
子供に味見を頼む私
昨日も、味噌汁の味見をしてもらいました。
どうも私の舌だと薄味になってしまい、少し物足りない味に仕上がってしまいます。
息子の指示通り、1度目の味見の後、「かなり多めに味噌をたして!」
2度目の味見後、「もうちょっとだけ、味噌をたして。ちょっとだけやで」と念押しされました。
3度目の味見で、うちの子のOK!が出ました。
確かに、味がしっかりしてボヤけた感じがなく、出汁と味噌のバランスがいい感じになりました。
うちの味噌汁のレシピは、とても簡単です。
煮干しで出汁をとって、味噌を溶かして味を整え、野菜やとうふ、海藻などのその日の具材を入れて煮るだけ。
なのに、こんなに美味しい一品ができるのです。
これが、和食のすごいところです。
今回、味噌汁の味見をすることで、うちの子供のあの一言が飛び出したのです。
『和食は好きじゃないけど、一番おいしい』と。
日本は世界一、食材が豊かな国と言われています。
その理由は、平野では穀類、イモ類、野菜などが豊富に収穫されますし、山では、山菜やきのこ、木の実などが採れます。
島国であることから、ほとんどの場所から、海から捕れる魚介類や、海藻が手に入ります。
川も各地に流れていますので、淡水魚介も身近にあります。
その上、四季を通じて、季節それぞれに野菜や魚介類の種類も多くあります。
和食がおいしい理由とは
☆ 四季折々の豊富な食材の美味しさを引き出せるようなレシピになっている。
☆ 出汁(ダシ)をベースに調理するので、味に深みが出る。
出汁(ダシ)+ 調味料(味つけ)+ 季節の食材 = おいしい和食
と、とてもシンプルです。
また、日本独特の味噌や醤油、みりんなどの調味料もおいしくなる理由の一つでもあります。
調味料についても今度、ブログを書いてみたいと思います。
和食は、現代人に多い『がんや糖尿病、高血圧、アトピー性皮膚炎』などの病気の予防にも大きく貢献できる食事ですので、日本の食文化である和食を、日本人として世界にもっともっと広められたらいいなぁ〜と改めて思います。
わざわざ、お金を払ってサプリメントを買うのであれば、和食の頻度をあげればいいのではないかと思います。
是非、和食の素晴らしさを見直して、おいしい和食を毎日の食卓に取り入れていただいて、健康に過ごしていただけたらと思います。
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