漢方専門まごころ漢方薬店

赤ちゃんがなかなか授からないと思ったら

結婚してそろそろ、赤ちゃんが欲しいなぁ〜と思っているのに、そんな兆しもない。

なんて思いながら過ごしていませんか?

「赤ちゃんが欲しい!」➡︎ じゃあ不妊治療クリニックに行ってみよう!という考えが思いつくと思います。

でも、ちょっと待ってください。

もし、年齢が20代、30代のあなたには不妊治療クリニックで治療を始めるのを待っていただきたいのです。

今現在、何かの病気で病院に通院している状況でない限り、あなたの体はある意味、健康ですよね。

不妊治療クリニックでは基本的に一般の病気ではないので、健康保険が使えません。

ですから治療費は実費扱いとなり、それなりに高価なものになります。

ですが、高い費用を払ったからといって必ずしも赤ちゃんを授かれるわけではありません。

現状は高度治療の体外受精を含めても70%が失敗する治療です。

その上、女性にとって大きなリスクも伴います。

でも何がリスクなのか?

とピンとこないかもしれません。

そこで、病院の西洋医学による不妊治療のリスクと東洋医学の漢方薬による治療のリスクをそれぞれ挙げてみました。

病院やクリニックでの不妊治療の場合に考えられるリスク

◉ホルモン剤を使用した後の副作用。
(本来のご自分のホルモンバランスが変わってしまう可能性がある)

◉ホルモン剤の使用でガンのリスクが高まる。

◉治療費が高い。

◉体外受精による妊娠で子供への影響があるかどうかはまだまだ未知であるというリスク。

◉胚移植をする際には、施術するので体に直接の負担をかけるリスク。

漢方薬での不妊治療で考えられるリスク

◉体質と合っていない間違った漢方薬を飲み続けると今と違う病的な体質や病気になってしまうかもしれないリスク。(不妊治療のクリニックでもこのリスクはあります)

◉漢方薬専門医にかかると漢方薬代は大体、保険適用外になるので病院の漢方薬より高い。

病院の漢方薬はニセモノかも!?

例えばですが、無月経であっても漢方薬の治療によって、自然に月経がくることもあります。

ホルモン剤を補充する治療方法だけではありません。

だからと言って病院で出される保険適用の漢方薬をおすすめしているわけではないのです。

病院は西洋医学が専門であって、東洋医学は専門ではありません。

西洋医学と東洋医学は同じ医学でくくってあっても、全く別ものなのです。

病院であっても東洋医学を勉強されて漢方治療を専門とされているところは、漢方薬は実費(健康保険適用外)のところがほとんどです。

逆に言えば、保険適用で漢方薬を処方しているところは、まず専門ではありません。漢方のための問診票を書いた記憶がないのがその証拠です。

西洋医学の治療方法を元に、東洋医学も取り入れて「漢方薬も処方しますよ!」というような病院は一見、良さそうに思えますが、結局のところはどっちつかずなのであまりお勧めいたしません。

(東洋医学に関しては都合の良い表面だけを利用している感じの病院が多いです。というかそういうところしか見たことがありません)

こうなると西洋医学、東洋医学のどちらのリスクも2重に背負うことになるので、あまりにもリスクが高すぎると思われます。
私、個人的には「二兎追うものは一兎も得ず」という言葉が当てはまるような気がします。

病院のホルモン剤は余計に妊娠が遠くなるかも!?

赤ちゃんを産むためには月経のサイクルを整え、黄体ホルモン(プロゲステロン)、卵胞ホルモン(エストロゲン)、FSHやLHなどがきちんと機能している状態でないと難しいのです。

病院での不妊治療はこのホルモンを強制的に調整して目先の表面的な目的のために都合よく月経や排卵周期を整えますが、その後のホルモン剤を使用しないかもしれない月経サイクルのことは何一つ考えられていません。

何回もホルモン剤で強制的に周期を調整された場合は、あなた自身が本来持っている月経、排卵周期が元に戻らなくなる可能性もあります。
うちでは、そういった方の治療もしています。

特に若い年齢からピルを飲み続けたり、ホルモン剤による不妊治療をすることによって自分自身が持っている周期のリズムを乱されたままになり、自分で周期のリズムを取り戻しにくくなります。

若いということは、それだけホルモン剤による影響も受けやすくなるということでもあります。
ですから、長期的にホルモン剤で周期を調整するようなことは将来的に女性の体にとって大きなリスクとなる可能性が高いのです。

まずは不妊治療でのリスクを知って、それから不妊治療クリニックで治療を始めるかどうかを考えてみてほしいと思います。

女性としての体の機能を失ってしまったら、何よりも辛いですよね。これは、お金では解決できないのです。

うちでご相談させていただいてる方は、漢方薬のみで出産されている方もたくさんいらっしゃるので、まだまだ若い女性には不妊治療を始める際に選択肢の幅を広げてもらえたら幸いです。

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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