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不育症の診断に疑問。不育症ってほんとにあるの?

不妊症のご相談をしている中で、妊娠はするけれども、なかなか出産までに至らないという方もいらっしゃいます。

その場合は『不育症』ではないかと診断されることが多いです。

ほとんどの人が妊娠さえすれば100%出産までできるというのであれば、この『不育症』という病名が成り立つとは思うのですが、どんな女性でも、流産する可能性はあります。

流産の理由は、本当に様々です。

その時のその方の流産の原因を特定するということは何百何千という原因、もしくは未だに誰も知り得ない原因の中のどれか一つかも知れません。

不育症というからには、病院は、ある程度、原因をつかんでいるはずです。

そして、その原因は人によって変わらないはずです。でないと共通の治療をするのがおかしくなりますから。

でも、現実では、原因なんて何もわかっていません。

そんなことを特定したつもりで、果たして意味があるのでしょうか?

こちらは、厚生労働省の不育症の研究をされているサイトです。(不育症研究についてより以下抜粋。)

「リスク因子は様々で、原因不明が65.3%と多い…一般に流産は妊娠の約15%に起こり、流産の約80%は赤ちゃんの染色体異常を合併しており、自然淘汰ととらえることができます。

そのため3回の流産をした方で、たまたま赤ちゃんの染色体異常をくり返している方は確率的に50%存在します。

これらの方は流産となる要因が何もなく、特別な治療をしなくても次回の妊娠では約8割の方が流産せずに赤ちゃんを出産されます。
勇気を持って次回の妊娠に臨みましょう。」

とあります。

不育症を心配するよりも、赤ちゃんを無事に出産できるように自分で出来ることを取り入れることの方が出産への近道のように私には思えます。

時には、病院で「不育症」と診断され、お薬などを処方されることがあるかもしれませんが、本当にそのような治療を進めていってもいいものかどうか、よ〜くご夫婦で話合っていただきたいと思います。

その前に、お二人で努力できることは他にないのかどうかを探して、実行してみてください。

不育症を防ぐには、お二人の心と体の健康状態を高めることが一番であると思います。

わたしは「不育症」も「不妊症」も病気として捉える必要がないと思います。

今の西洋医学においては、どうしても病名をつけなけらばならない事情があるのかもしれませんが、その事情を自分に当てはめる必要は全くないのではないでしょうか?

日々、当店にご相談に来られる方は、一切そういった心配はしないでいいとお伝えしています。

必要なことは、自分は不育症という病気ではないか。と疑う気持ちではなく、必ず元気な赤ちゃんを産むんだ!という気持ちです。

自分を原因不明の病気にしてしまうと、気持ちを前向きに持っていくのは誰にでも簡単にできることではありません。

そんなことを気にしたって、何も解決策はないのですから、一番いいのははじめから気にしないことです。

今まで、「不育症」かもと不安に思って悩んでおられた方は、今日から「そんなことは気にしたって仕方ない!」と考えを切り替えてみてください。

「不育症」と思い悩み、よくわからない治療をする前に、お二人で出来る事、健康な出産のためにしたほうがよい事はたくさんありますよ。(^▽^)

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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