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医者は癌の早期発見なんてできない

よく有名人が「がん」で亡くなると、「乳がんなんて早期発見すれば、現代は怖くない病気」などと、テレビやサイト記事なんかで、医者の発言を目にしますが、そもそも、実際の病院の現場では、その「早期発見」を医者自身ができていないから、がんになっている方がたくさんいるわけです。

がんになられた方のお話を聞いて、多いのは、毎年健康診断を受けているにも関わらず、調子が悪くて病院に行ったら、すでにがんが進行していたという話です。

毎年の定期健診頼みは危険

例えば、乳がんなどは、マンモだけでなくデンスブレスト(高濃度乳房)を考えて、MRIなども行い、エコーや触診など総合的にやるべきですが、マンモだけだったり、MRIはやらなかったりと、健康診断のやり方が、癌を徹底して発見する気がないルーティンワークになっているように思えます。

マンモを毎年受けていたとしても、デンスブレストだったら、がんなんて見えないので、マンモだけを受けたところで検診の意味がないのです。

なのに、自分から聞かなければ、自分はデンスブレスト(高濃度乳房)なのかどうかさえ、病院では教えてもくれません。

がんを疑われていない健康な時の通常の定期検査なんて、完全な流れ作業になっていて、「この方はがんかもしれないな。」などといちいち、癌の疑いなど持っているはずもなく、どんな方の癌も早期発見できるように思えません。

がんの発見は、なんとなく検査していたら、見つかるものではないと思うのです。

それで見つかるのは、末期のもの。

末期を見つけるための健康診断なら、どちらかと言うと、あまり意味がないように思えます。

しかも、毎年行く意味もありません。

早期発見の難しさとは

癌の早期発見は、意識を高くもって見つけにいかなければいけないと思います。

健康そうな人に対して、がんの疑いを持つような洞察力が必要です。

実際に舌ガンになられた方のお話では、毎年健康診断に行っていたけれども、血液検査では全く異常がなかったとのこと。

血液検査では、がんのできる部位によっては、何も異常値がでないこともよくあります。

がんの早期発見を目的とするなら、全身をくまなく検査しなければいけないのではないのでしょうか?

また、検査で癌っぽいものが見つかっても、実は大きな問題があります。

簡単に癌治療ができないことが早期発見の妨げになる

もし、「がん」っぽいものが見つかっても、医者がなかなか診断、決断しないのは、西洋医学の抗ガン治療は、基本的に正常細胞を傷つけるものなので、診断が間違っていた場合、がんの治療をしてしまったら、健康な体を悪くしてしまうことになるのです。

そのため、がんだと診断し、がんの治療に踏み切るのは、かなりハードルが高くなってしまうのです。

当然、早期で発見するということは、明らかに癌!というわけではない状態です。

ですので、早期発見の問題は、がんかもしれないし、がんじゃないかもしれない状態で、どう決断、診断するかが、真の問題になってきます。

早期に癌っぽいものを見つけたとしても、それが、誤診であってはなりません。

気軽に診断できないことと、実は癌に詳しい医者がほとんどいないというのが、早期発見が難しい理由ではないでしょうか。

がんと診断されなかったとしても

がんと診断して、あとでがんじゃなかった。となるよりも、「がんかどうか微妙」と診断?すれば、すぐに末期がんが確定になるわけではないので、患者さんもはっきりと言われていないので、治療が後回しになりがちになります。

その結果、後で手遅れとなってしまうケースもあるのです。

「がんかどうか微妙」というような診断をされた場合は、はっきりと「これは、がんだ。」もしくは、「これはがんじゃない。」というちゃんとした根拠を調べて、診断してくれる医者に出会うまで、何件も病院に行って、できるだけ早く行動をするべきです。

医者の診断を鵜呑みにはできません。

自信のなさが表れていたら、それは危険な兆候です。

これが今、私たちにできる「がんの早期発見」の方法ではないでしょうか。

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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