女性に多い癌(がん)は、乳がん・大腸がん
女性に圧倒的に多い癌(がん)は、乳がんです。
乳がんになる人は、40歳前後から急激に増えています。
そして、大腸がんになる人が徐々に高くなっていく年齢も40歳前後です。
女性のがんでの死亡で一番多いのが大腸がんです。
(引用:国立がん研究センター)がん情報サービス
こちらは、乳がん、大腸がんの年齢別の罹患率です。
(引用:国立がん研究センターがん対策情報センター)がん情報サービスグラフデータ
グラフを見てもらっても一目瞭然のように、乳がんだけが若い年齢から数字が跳ね上がっています。
漢方的に考えると、体質的にある程度、なりやすい癌というものがあるのですが、乳がんに関しては女性であれば、どんな人でもなる可能性があります。
早期発見なら癌も治る病気
誰でもなる可能性のある乳がんですが、今は早期で発見できれば、死に至る可能性は低くなっています。
誰もが、がんにかかる時代です。
どうすれば、命を落とさずに元気に過ごせるようになるのか?
その答えは、早期発見です。
体に感じた異変や違和感をそのまま放置しないことがとにかく大切です。
誰もが自覚症状をがんの前兆だと気づかない
「まだ、年齢が若いから…大丈夫!」という理由は、乳がんには通用しません。
若くても60歳を超えても、罹患する率は変わりありません。
乳房に違和感を感じたら、すぐに病院へ検査に行きましょう。
そして、もしも「異常なし」という結果が出たとします。ですが、それでも違和感や不安が心に残ったとしたら、違う病院へ再度検査に行って診てもらってください。
そして、絶対に癌でないという確信が得られたなら問題ないですが、それでも体の異変に気付き、違和感を感じているなら、ぜひ、その検査結果を持って、ご相談に来ていただきたいと思います。
がんは専門医でも見つけにくく、乳がんで死亡している人は何もほったらかしにしていたのではなく、病院に行ったにもかかわらず、がんを見逃されているのです。
がんは検査だけではわからない
がんは検査だけでわかるものではありません。
全身の細かな症状を拾って、それを分析していく必要があります。
いつから、体にどんな違和感を感じ始めたか?
違和感の起きたきっかけなどをお伺いしますので、ご一緒にお身体の問題を紐解いていきましょう。
大腸がんは、乳がんと違って、自覚症状がなく気づきにくいことが多いと思います。
普段から、便秘や下痢、あるいは痔に悩まされてきた方は、特に大腸の異変が起こったとしても、いつものことと、スルーしてしまいがちになります。
40歳を過ぎたら、便秘や下痢などの大腸のトラブルも癌につながりやすくなりますので、体質からみる漢方医学で、慢性的に起こる便秘や下痢、痔のトラブルを改善しておくことが、将来、癌になる可能性を低くすることができます。
また、気をつけていただきたいことは、今はネット上に嘘か本当かを見分けにくい情報が溢れるほど存在します。
そんな情報を見て、自分の信じたいことだけを鵜呑みにし、検査にも行かず、自分に都合のよい解釈をしてしまわないようにしていただきたいと思います。
そんなことをしている間に時間だけが過ぎて行き、もし手遅れになってしまっては後悔しか残りません。
だれもが罹るかもしれない癌という病気に早く気づいていただきたいです。
そして、癌かも知れないという不安で不安でどうしょうもなく感じたら、いつでもご相談してください。
メールやお電話でしたら、全国どこからでもご相談いただけますので、いつでもご連絡くださいませ。
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