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現代の生活習慣がアトピーを作り出す

アトピー性皮膚炎や、にきび、蕁麻疹などの皮膚疾患がひどくなる要因は大きく3つです。

現代だからこそ、誰もが、当たり前のように直面してしまいがちな事ばかりです。

【❶ 食べる時間、寝る時間が不規則】

人間はリズムの生き物。毎日の生活のリズムが一定でないと、身体に負担がかかります。

【❷ ストレス過多、無理をして物事をやり過ぎる】

患者さんのご相談において、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹がひどくなったきっかけが、受験であったり、仕事での大きなプレッシャーがあった時という方がけっこういらっしゃいます。

ストレスは、絶対に誰もが受けることではありますが、出来るだけ早く、ストレスの問題を解決することが、大切です。

ストレスにさらされている時間が長ければ長いほど、なかなか身体は良くなっていきません。

【❸ 栄養価が高いからと言って、そればっかりを食べる食習慣】

現代社会では、「コレを食べれば、美肌になる!」「コレで、若返る!」などというワードで、いろんな食べ物が紹介されています。

それもスマホやネットで検索すれば、簡単に山ほど情報が手に入ります。

たとえば、アーモンドなどのナッツ類、アボガド、サーモンなどは『美肌に良い』食ベものと言われています。

だからと言って、そればかりを毎日食べる習慣にしている方が結構いらっしゃいます。

ですが、ここに皮膚疾患に至ってしまう落とし穴があるのです。

一体なにが落とし穴?

他にもチョコレートは血圧を下げる効果があったり、心が落ち着くなど、最近は美味しさに加え、人気の食べ物です。

玄米は、美しい女優さんが毎日食べているという情報を雑誌なんかで目にします。

もち米なんかも、食べるとお腹持ちもいいし、元気になる食べ物として有名ですよね。

いちごだいふく、雪見だいふくなんかも、もち米が入っています。

甘いものは食べないようにと気にして、せんべいやおかきばかり食べているという方もいらっしゃるようですが、材料がもち米の場合も多いです。

ですが、この例にあげたすべての食べ物は実はどれも湿疹やニキビがひどくなるものなのです。

元気なって、活力がプラスとなる食べ物であるがゆえに、消化するのに力が必要になり、それを受け入れる体の負担も大きい食べ物なのです。

ですから、胃腸が丈夫体調も万全で自信があるという場合には、何も問題なくよくある情報の通りの食材と食べてもよいのですが、特に胃腸が弱い方が毎日のように食べると、胃腸にダメージをおよぼしてしまいます。

良い食べ物は、消化にもパワーが必要

胃腸がダメージを受けると、消化機能が衰え、免疫機能もおかしくしてしまい、身体に不調が起きます。

アトピーや蕁麻疹などの皮膚疾患は、免疫機能がおかしくなった場合に症状が悪化します。

普段、胃腸が弱い方や元々アレルギー体質の方は、この『ばっかり食べ』はよくありません。

ちなみにサプリメントも、ある栄養素がエキス化されて、栄養が偏っているので、結果的には、それ「ばっかり」を食べていることになるので、良くないです。

特に、何も胃腸も問題ないという方でも、❶の生活のリズムの乱れや、❷のストレスの問題が大きくのしかかった場合なんかは、この「ばっかり食べ」が、新たな皮膚疾患を引き起こす原因になりかねませんので、気をつけていただきたいと思います。

食べ物の習慣は、同じものを良いものだからと言って、毎日食べるより、ベタなことにはなりますが、同じ時間に同じくらいの量で、栄養バランスを考えて、いろんな食材をよく噛んで食べることを続けることが大切です。

特に、ストレスがかかった場合には、好きなものが欲しくなり、そればっかりたくさん食べたり、毎日食べてしまう習慣になってしまいがちです。

そうならないように、普段からバランスの取れた食習慣を心掛けてください。

『栄養価が高いものだけを食べていれば、健康につながるわけではない』ということをお伝えしたいです。

皮膚トラブルでお悩みの方は、ご自分の体質と体調に合わせて食生活を見直してみてくださいね。●アトピーやにきびなどでお悩みの方は、こちらの 「漢方無料相談する」 から送信してください。

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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