葛根湯の効果と老化の関係！？
風邪の季節ですね。
早い方だと、もうインフルエンザの予防接種をされた方もいらっしゃるようで。
仕事をされてる方は、『風邪』ほど避けて通りたいものはないと思います。
私も会社に勤めている時は、風邪をひくのだけは嫌で、ちょっとでも「風邪かな？」っと思ったらすぐに対処するようにしていました。
会社にいる時でも,
仕事の合間を見つけて、ドラックストアに買いに走りました。
そんな私の経験から気づいたことがあるんです！
ご存知ですか？漢方は、年齢によって効きかたが違うんです。
私は２０代の頃から、風邪のひきかけには葛根湯を飲むようにしていました。
すると、だいたいタイミングを外さなければ、ほぼ本格的な風邪をひかずに済んでいました。
葛根湯のおかげで２０代のときは、風邪らしい風邪をひいたことはありません。
葛根湯と風邪神話は、自他ともに信じて疑っていませんでした。
ところが、３０歳を過ぎるとなぜかよく風邪をひくようになりました。
「なんか風邪かな？あやしいな」と思ったときに、今まで通り、葛根湯を飲むのですが、なんだか効かないので結局、風邪をフルでひいてしまうんです。
それにもあまり気づいていなかったんですが、ある時ハタと気付きました！
葛根湯を飲むタイミングが、ほんとに初期だと効くのですが、少しでも過ぎると効かないということがわかりました。
若い時は少しくらいタイミングを外していても効くのですが、やっぱり元の体力が違うから、今のひき初めだと思っているタイミングは、若いときのちょっと時間が経ってる状態ですね(^ ^)
ちなみに風邪を漢方薬で治そうと思ったら、皆さん、風邪には葛根湯という風に考えがちですが、厳密には風邪でも治療するタイミングや症状の違いで桂枝湯やら麻黄湯、香蘇散と大体、風邪に、よく使われるものでも８種類位あるのです。
ですので、『風邪だな』と思って、葛根湯をすぐに飲んだとして、もし2日続けて飲んでも効かなかったら、もう葛根湯では、風邪はよくなりません。
漢方薬で治療を続けるのなら、違う漢方薬に変えないといけません。
症状によって、漢方薬の強さランクをひとつ上げるか、下げるかします。
葛根湯には麻黄が入っているので、飲む際には注意が必要です。特に子供の場合は、飲んでも1日まで。
子供は反応が早いので、合っていたらだいたい一服で効きます。
この麻黄ですが、胃にくる場合があります。
他にも胃腸は、その時の風邪の種類や体質によって胃を傷めることがあり、胃腸がやられちゃうと風邪は一気に進行するので、選ぶときには慎重に考える必要があります。
病院で葛根湯を５日分や一週間分を出されて余ったら、次の風邪のひき始めに飲んでください。
出先ですぐに対応出来るように、カバンに入れておくのもいいですね！
なにしろワンテンポ遅れるだけで本来の葛根湯の役目が生かせないですから！(o^-^o)
●風邪、インフルエンザ、咳などでお悩みの方は、こちらの 「漢方無料相談する」 から送信してください。
●お問い合わせは、こちら から送信してください。
