慢性じんましん(便秘がからんだ蕁麻疹)
【主な症状】
慢性蕁麻疹、便秘、冷え
【医療機関で診察された病名】
慢性蕁麻疹
【年齢・性別・お住まい】
女性、21歳、大阪府寝屋川市
【病気の始まり】
8ヶ月前
【具体的なお悩み】
慢性蕁麻疹と便秘。
最近、腕や首などに蕁麻疹が出るようになった。
しばらくすると蕁麻疹はなくなってくるが、もう8ヶ月ほど、出ては消えるといった状態が続いている。
病院から処方されたアレロックを飲んでいるが、初めは効いていたが今は飲んでも蕁麻疹は治まらない。
【証と漢方薬】
のぼせと手足、腰、お腹の冷えがあり、身体がいつもだるい。
月経周期が不定期で早ければ20日。長ければ32日と短かったり長かったりと安定していない。
虚証というエネルギー不足がベースにあり、便秘が裏熱という身体の中の深い部分の熱を作り出し、その余分な熱が血の巡りにも影響し、血の巡りが悪いお血という証と裏熱の証を生み出してそれが蕁麻疹などの症状となって現れていますので、身体の深い部分の熱をしずめて血を巡らせる処方を合わせました。
【服用21日後】
あっさりというか、3週間後には蕁麻疹はほぼ出なくなりました。
便もスムーズになりつつありますが、まだまだ快便というわけではありません。
蕁麻疹の方は、心配なくなりましたが、大元の原因である便秘をよくしていくために
しばらく続けてみるとのこと。
【症状の変化と結果】
便秘以外の蕁麻疹、手足、腰、お腹の冷え、のぼせ、身体のだるさなどが全て良くなりました。便秘も当初よりは良くなってきますが、もう少し時間がかかりそうです。