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こどもが嫌いな食べものを克服する方法

私が子育てで1番気をつけたいと思ったことは、『子供には嫌いな物を作らないこと!』

私も大人になるまで、食べられない物がありました。

また、過去には好きな物を食べ過ぎてアトピーになりました。

誤魔化して食べさせるのも1つの方法だけど…

例えば「子供が野菜を嫌がって、食べないの(´o`)」と悩み事を言えば、子育てを終えた諸先輩方からのありがた〜いアドバイスをたくさんいただくのではないでしょうか?

「小さく切って、わからないように入れれば食べるわよ!」とか、「毎朝、野菜をジュースにしたら、口あたりがいいので飲むようになるわよ!」などなど…

もちろん、このような工夫で食べるようにもなるので、ぜひともやってみて欲しいと思います。

ですが、この方法で、子供が嫌いなものを食べるようになったとしても、このままにしないで欲しいと思います。

誤魔化さずに嫌いなものを食べさせる本当の方法

子供が嫌いなものをわからずに食べていたとしたら、大きくなった時、いつの間にか嫌いなものは自ら避けて通るようになるでしょう。

そうなると、嫌いなものは全く食べずに、好きな物だけを食べるようになります。

これは、私の経験からですが、体もそれなりに成長した5、6歳頃からは、嫌いなものを目でみてわかる状態でも食べさせるようにしたほうがいいと思います。

『これは、体に必要なものだから!』と毎回、教えてあげてください。

うちでは、「頭が賢くなるよ。」だとか、「背が高くなるよ!」

など、子供が『食べた方が得だ!』と思えることを言ってます。

本人が食べたい気持ちになるような後押しがあれば、頑張って食べてくれると思います。

食べ物好き嫌いは病気の始まり

初めは、ほんの一口からでもいいので、「嫌いなものよけて、何ひとつ食べない」ということだけはしないようにすれば、子供ですからだんだんと食べられるようになっていきます。

子供も「食べないといけないんだ」と思って、無意識のうちに、子供なりに努力すると思います。

これが、何か一つでも嫌いで全く食べれないとなると、将来、いろいろな病気になる可能性が出てきます。

また、病気になっても嫌いな物を克服できないでいると、治る病気もいつまで経っても治りません。

逆をいうと、バランスのとれた食事であれば、病気になりにくいということです。

バランスのとれた食事は薬になる

食事はバランスがとっても大事で、漢方的に考えでみると「嫌いで全く食べない」場合と「好きで食べ過ぎてしまう」場合はどちらも同じように身体に悪い影響があります。

これが、漢方で言う、陰(イン)と陽(ヨウ)です。陰陽のバランスが崩れた時に病気へと変化する可能性が高くなるのです。

漢方では、酸っぱいもの(お酢、梅肉、レモン等)は肝(カン)の臓(ゾウ)に影響します。

酢の物など、ものすごく好きな人も、ものすごく嫌いな人も同じく悪い影響が出てきます。

塩辛いもの(食塩、味噌、醤油、干物等)は腎(ジン)の臓(ゾウ)に影響します。

私の母は、辛子明太子やいかの塩辛が大好きでしたので、腎炎になったのもうなづけます。

また、甘いものは、脾(ヒ)の 臓(ゾウ)に影響します。胃や口などですね。

辛いものは、肺(ハイ)の臓(ゾウ)です。ネギや、大根、わさびなど薬味になるものが多いです。

喘息やアレルギー体質の子供さんは、ネギが苦手ということも多いのです。

苦いものは、心(シン)の臓(ゾウ)です。アクの強いタケノコや春菊、フキ、ニガウリです。

もし、苦いものを好んで食べてしまうという場合は、心臓が弱い体質なのかもしれません。

嫌いなものをなくすこと、食べ過ぎてもよくないことを子供には身につけてもらいたいと思っています。

食べ物のバランス感覚を子供の時に自然と知っているというのは、子供にとってきっとプラスになると思います。

どうしても、好きな物は食べ過ぎてしまうのはしょうがないことですが、それを自分で食べ過ぎているかどうかをわかっているのと、いないのとでは大きな差があります。

時には、食べものの好みが違う人との食事も、健康にとってはいいことかもしれませんね!

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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