漢方専門まごころ漢方薬店

こどもの卵アレルギーを実感した瞬間

私が妊娠した時のお話ですが、いろいろな医学書を読んでいると、妊娠8ヶ月以降は卵は食べないほうがいい。ということが書かれています。

であれば、事前に避けられることは避けておこうと思い、素直に実行しました。

ただ、卵はそんなに好きな方ではなかったので、卵を避けるなんて楽勝!なんて思っていましたが、いざ、卵を避けるとなると、色々と我慢することも多かったです。

正直、「私も卵、食べたいな…」とつらい時期もありました。

料理の中に混ざってしまっている卵まで抜くのは大変でしたので、そこまでは神経質にはなりませんでしたが、例えば、卵焼きとか、ゆで卵、ハムエッグ、キッシュなど、卵がメインになっているものは食べないようにしました。

そんな中、子供を育てていく中で「やっぱり、そうしておいて良かった」と心から思った出来事がありました。

私の場合、妊娠7カ月目くらいから授乳中は、卵は食べないようにしていました。

子供が産まれて、3ヶ月を過ぎた頃に、「もういいかな?」とふと、思ってしまったのです。

ある日の昼食におでんのゆで卵を2つ食べてしまいました。

久しぶりに食べたので美味しくて一つで止まらず、2つも食べてしまったんです。

それまで、子育てしてきて、あまりトラブルも起きなかったので「まぁ、コレぐらいはいいか。」とあまり深く考えてなかったんですね。

すると、午後から急に子供の顔に赤いブツブツが出てきました。

熱もないし、『一体、なに?どうして?』

はじめて、自分の行動を振り返り、卵を2つも食べたことに気がつきました。

『卵だ!』

それに気付いてからは 卵を一切食べずに授乳していたら、そのブツブツはすぐに消えました。

本当にホッとしました。

翌日には、すっかりブツブツはなくなりました。

でも、その時は「このブツブツ消えなかったらどうしよう〜」とものすごくあせりました。

これ、病院だったら、お医者さんは何も考えずに、ステロイドを処方するのでしょうね。

それからは、また元の卵抜きの食生活に戻しました。

離乳食もできるだけ、卵は食べさせないように注意しました。

このまま、気づかず卵を食べていたら、ずっとこのブツブツに悩まされていたと思います。

同じ年に子供を産んだ友達がいたのですが、子供さんは卵、小麦アレルギーで、お顔が真っ赤になってしまい、病院へ通っていました。

その友達に「アレルギーとかないの?」と質問されたことがあり、「今のところ全くないし、一応、妊娠7カ月から卵は食べてないから。」と答えると、

「えーっ、そんなの知らないから、妊娠中もオムレツとか、オムライスが好きだから、よく食べに行ってたわ。」

と彼女の言葉に私は、
「そんなに食べてたの?」と思わず、聞き返してしまいました。

「うん…でも、うちの主人が元々アレルギー体質だからかな…」

その話を聞いて、だからこそ、生まれてくる子供が、少しでもアレルギー体質にならないように、食生活には注意したほうがいいんじゃないかな?と私は、思いました。

子供のことをよくよく見ていると、その子の体の中で何かが起こっているんじゃないかなって、違和感を感じたり、変化に気づくはずです。

それは、いつも近くにいるお母さんだからこそ、わかることじゃないかなと思います。

卵を食べるのは、子供がひとりでご飯を食べれるようになってからでも遅くないんじゃないかな、と私は思います。

もし、お子さんの身体の変化に不安を感じて、どうしていいかわからない時は、いつでもご相談にきて下さいね。

●乳児湿疹、アレルギー体質などでお悩みの方は、こちらの 「漢方無料相談する」 から送信してください。

●お問い合わせは、こちら から送信してください。

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

FacebookTwitter